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脂肪細胞

脂肪細胞には、エネルギーを蓄積する白色脂肪細胞とエネルギーを消費する褐色脂肪細胞があります。

人の体は、60兆個の細胞から構成され、脂肪細胞は1%の600億個あります。脂肪細胞には、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞があります。
白色脂肪細胞は、余剰エネルギーを蓄積する役目があります。脂肪細胞のほとんどは、白色脂肪細胞です。白色脂肪細胞は、全身に存在し、下腹部・お尻・太もも・背中・腕の上部・内臓の回りに多く存在しています。下半身太りは、白色脂肪細胞が一因かもしれません。白色脂肪細胞は、胎児の時と生後一年間、そして思春期に特に増加します。食べ過ぎが原因で増加することもあります。
褐色脂肪細胞は、蓄積された余剰エネルギーを消費する役目があります。褐色脂肪細胞は、成長期に少しずつ減少し、成人になると生まれ時の40%程度になります。中年太りは、褐色脂肪細胞の減少が影響しています。褐色脂肪細胞は、首の後ろ・背中の肩甲骨あたり・脇の下・心臓の周囲・腎臓の周りに存在しています。
褐色脂肪細胞は、交感神経系に支配され、エネルギーを消費します。つまり褐色脂肪細胞が肥満を防ぐのです。褐色脂肪細胞の働きが活発な場合、太らない体質と言えます。一方褐色脂肪細胞の働きが悪い場合、太りやすい体質と言えます。なお褐色脂肪細胞を活発に働かせるには、アドレナリンが必要となります。しかし日本人の3分の1は、生まれながらに褐色脂肪細胞に関わる遺伝子に変異を持っているそうです。褐色脂肪細胞に変異がある場合、そうでない人に比較すると基礎代謝が約200キロカロリーも低いそうです。つまり太りやすい体質と言えます。

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